こんばんは。

今夜は敢えて遠回りをして、
盛夏の夜の雰囲気を堪能してる。
贅沢な時間よね。

貴方はどんな夜を過ごしてるかな…

歩きながら10年前の夏に想い巡らせていた。
少し長くなるかもしれないけど、
私の心の中を、其の儘描いてみる。

先ず、貴方に問いたい。
“貴方は何故Mなのか”
考えた事がある？
此れまで機会に恵まれ無かったのであれば、
是非、考えてみて欲しい。

「そんな事、考えても…」
…いいえ、貴方なら出来る筈。
言われた通りに思考を巡らせてみるのよ。

とても繊細で、純粋無垢な美しさ…
その心は唯、何処迄も堕ちていく、
あの瞬間を至上としている。

…輝く結晶の在処を共に探し、
永遠に彷徨っていたい。

…そう、私のSMは貴方から始まった。

間も無く、長い夜散歩は御仕舞い。

貴方の心はもう、私の中に在る。